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U.I 2015年入社 海外事業

私は大学で英語を専攻していたこともあって、海外事業部や国際部門で働くことを志望し、入社前から当社社員の必須資格に挑戦していました。入社後は家庭用ガス部門でLPガスの専門的な知識を学び、工事などのさまざまな現場経験も重ね、入社4年目を迎える前に必須資格を取得しました。そういった準備期間を経て、2018年から2021年までベトナムのホーチミンにあるSOPET Gas One Company Limited.で営業担当と保安技術部の幅マネージャーを兼任し、2022年4月からはベトナムのハノイにあるAnpha Petroleum Group Joint Stock Companyで業務用LPガスの新規開拓営業を行なっています。具体的には、ハノイの日本人街にある飲食店を中心に一軒ずつ訪問して、無償の定期点検といった「Gas One」ブランドならではの安心安全なサービスを各店舗のオーナーやマネージャーに提案していくのですが、ベトナム語が難解なこともあり、まずは訪問の意図を伝えて連絡先を交換し、翻訳機能を使って後日メールでコミュニケーションするという進め方をしています。よりよい提案のためにも、今後はベトナム語でしっかりとした商談を行えるようにしなければと痛感しています。

ベトナムでの経験を積極的に伝え
日本と海外拠点をつなぐ
架け橋の役割を担いたい

文化も習慣も法律も何もかもが違う海外だからこそ、毎日が新しい経験の連続です。日本との価値観の違いにギャップを感じることも多々ありますが、一方的に押し付けるのではなく、「こういう考え方もあるのか」と気づいてもらえるようなアプローチを常に心がけています。赴任当初は現地スタッフが点検に必要な工具を忘れることが頻繁にありましたが、ベトナムではなじみの薄い日本式の朝礼を取り入れて、入念なチェックを習慣づけることで、大きく改善されました。ベトナムの人たちは実直で根気強く、日本的な細かさや組織の一体感を理解してもらえると、爆発的な行動力を発揮してくれます。異国の地で共に汗を流す中で、日々ポジティブな変化や成長を実感できるのは、この上ない喜びですし、まさに自分が求めていた海外勤務の醍醐味だと思っています。

海外キャリアも4年以上となり、その中で数多くの気づきが得られました。そのひとつがマネジメントの重要性です。SOPET Gas Oneでは社長と行動を共にさせていただく機会も多く、経営全般を司る知識や経験の豊富さ、「会社を大きく発展させたい」という強い熱意に心を動かされました。私自身もそういったスケールの大きな目標に向かっていきたいと思い、一時帰国時に受験を重ね、簿記、ビジネス実務法務、ITパスポートを取得し、現在は中小企業診断士の勉強を進めています。海外勤務を志望する意欲的な若手も数多くいますし、オンラインMTGを通じて海外事業に関する情報を発信できる機会も以前と比べて格段に増えました。ベトナムでの経験を積極的に伝えていくことで、日本と海外拠点をつなぐ架け橋の役割を担いたいと考えています。

SAISAN PERSON

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